パピヨンは、順応性に富んでいますので、「初めて犬を飼う」という人にも飼いやすい犬種といえるでしょう。
ですが、「パピヨンのドッグフードはどれがいいのかな?」と悩んだりしませんか?
パピヨンに多くみられる病気、「膝蓋骨脱臼」「糖尿病」について理解し、ドッグフードを選ばなければなりません。
また、奇麗な毛艶や毛量を維持するためにも、ドッグフード選びは大切です。
パピヨンに適したドッグフードのポイントとそれらを満たす、おすすめのドッグフードをランキング形式でご紹介します。
この記事でわかること
パピヨンのドッグフード選び3つのポイント
1.高たんぱく・栄養バランスに優れているドッグフード

パピヨンは、膝蓋骨脱臼を起こしやすい犬種です。
ペットの保険を取り扱う企業のサイトでも、次のように記されています。
獣医師の間でも様々な見解がなされていて、子供のうちはまだ発育途中のため、「成長過程で筋肉がつけば良くなることもある」という獣医師もいます。関節のはまりが浅いために生じることから、屈伸運動などのリハビリやサプリメントで様子を見る場合があります。
(中略)
小型犬の中で膝蓋骨脱臼になりやすい犬種は、チワワ・パピヨン・トイプードル・ポメラニアン・ヨーキーなどで、約80%のワンちゃんがこのような症状に悩まされるといわれています。遺伝の場合は同じような症状が出る可能性が高いので、子供は産まない方が良いでしょう。
特にまだ仔犬の頃には、たんぱく質豊富なドッグフードを選ぶことが大切です。
膝周りにしっかりと筋肉をつけ、膝蓋骨脱臼を予防するよう心掛けてあげてください。
成犬になっても、肥満により膝蓋骨脱臼を起こすことがあります。肥満防止と筋肉の維持にはたんぱく質が必須です。たんぱく質をしっかり与え、筋肉維持を目指してください。
仔犬のときから高たんぱくで栄養バランスの良いドッグフードを与えつつ、きちんと運動をするくせをつけてあげてください。
2. オメガ3が豊富に含まれている

ふわふわの毛並みがかわいらしいパピヨン。毛並みの美しさを維持するためには、オメガ3が豊富に含まれていることが理想です。
オメガ3は、つややかな毛を保つのと同時に、毛に覆われ見えづらい皮膚を健康な状態にキープするのに重要です。
人間にも健康や美容面から注目されているオメガ3は、パピヨンの皮膚や毛並みのために役立ちます。
3.グレインフリーのドッグフード

パピヨンは、ときに糖尿病にかかってしまうことがあります。糖尿病予防には炭水化物の摂取を低く抑える必要があり、その面で「グレインフリー(穀物不使用)」のドッグフードは大きなメリットがあります。
また、炭水化物による肥満で膝蓋骨脱臼を起こさないようにするためにも、グレインフリーのドッグフードを選ぶことには大きな意味があります。
パピヨンにおすすめのドッグフードを徹底比較

上で触れた3つのポイントを踏まえ、当サイトで比較した43種のドッグフードの中から、特にパピヨンにおすすめのドッグフードを12種に絞り込んで比較します!
特に、人間が食べても問題がない高いレベルの商品は太字で、特に優れた値を示すものは赤文字で強調していますので参考になさってください。
商品名 | グレインフリー | タンパク質・脂質 | オメガ3 |
---|---|---|---|
モグワン | ◯ | 28.0%・12.0% | 1.29% |
カナガン | ◯ | 33.0%・17.0% | 0.9% |
アカナ | ◯ | 35.0%・17.0% | 1.0% |
ナチュロル | ◯ | 23~27%・7~9% | – |
ピッコロ | ◯ | 32.0%・15.0% | 0.8% |
オリジン | ◯ | 38.0%・18.0% | 0.8% |
ネルソンズ | ◯ | 30.0%・15.0% | 0.7% |
サイエンスダイエットPRO | × | 25.0%・9.0% | 0.53% |
ソルビダ | × | 22.0%・12.0% | 0.3% |
アイムス | × | 24.0%・12.5% | – |
ペディグリー | × | 23.0%・11.0% | – |
プロパック | × |
26.0%・15.0% | 0.65% |
この表からわかるのは、「知名度と品質のいいドッグフードに相関性はない」ことです。
テレビCMなどで広く宣伝されていなくとも、「グレインフリー」、「高たんぱく/低脂質」「オメガ6/3の必須脂肪酸」で勝負しているメーカーはあります。
しかし、これだけ数が多いと「うちのパピヨンにはどのドッグフードがいいのか、選びにくい」と感じている飼い主さんもいらっしゃることでしょう。
そこで、パピヨンに特におすすめのドッグフードを3品、ランキング形式でご紹介しましょう。
パピヨンにおすすめのドッグフードランキング3
上の表を踏まえ、パピヨンに特性と考え併せ、特におすすめのドッグフード3つをランキング形式でご紹介します。
- 「高たんぱく/低脂質」であること
- 「オメガ3」が多いこと
- 「グレインフリー」であること
- 高品質の割に価格が安いこと


モグワンの特徴
品質は「ヒトが食べても問題ないレベル」でありながら、1キログラム当たりの価格が安く、おすすめしやすいドッグフードのひとつです。コンセプトが「おうちの手作りごはん」というだけあって、他の食品をトッピングしても違和感なく、食いつきを狙うことができます。
評価 | ![]() |
---|---|
価格・内容量 | 通常購入:3,960円・1.8キログラム/定期購入:3,168円~・1.8キログラム |
1キログラムあたり価格 | 通常購入:2,200円/定期購入:1,760円~(当サイト限定!初回半額キャンペーン中) |
主原料 | チキン&サーモン56% |
成分 | 粗タンパク質28.00%・脂質12.00%・粗灰分8.00%・粗繊維3.0%・水分8.00%・オメガ6脂肪酸1.62%・オメガ3脂肪酸1.29%・エネルギー約344kcal |
たんぱく質含有量が比較的高いことに加え、脂質量が低いのが特徴です。これだけの品質でありながら、他のおすすめドッグフードよりも安価で、食いつきにも配慮されていますので、続けやすさがポイントです。
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カナガンの特徴
たんぱく質含有量が多く、元気に走り回るワンコにぴったりの一品。脂質量は若干高めではあるものの、オメガ6(必須脂肪酸)含有量が多く、「今の健康をキープしたい」と考えている飼い主さんには選択肢に入れていただきたいドッグフードのひとつです。
評価 | ![]() |
---|---|
価格・内容量 | 通常購入:3,960円・2キログラム/定期購入:3,168円・2キログラム |
1キログラムあたり価格 | 通常購入:1,980円/定期購入:1,584円~ |
主原料 | 骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25% |
成分 | 粗タンパク質33.00%・脂質17.00%・粗灰分9.00%・粗繊維3.50%・水分8.50%・オメガ6脂肪酸2.80%・オメガ3脂肪酸0.90%・リン1.42%・マグネシウム0.10%・ナトリウム0.60%・カルシウム1.86%・カリウム0.60% |
活発さと、毛艶が魅力のパピヨン。この魅力をサポートするたんぱく質と必須脂肪酸の含有量の点で次点となったのがカナガンです。特にオメガ6の含有量が多いので、健康をサポートする点で魅力的なドッグフードです。


アカナの特徴
原材料生産者のチェック、製造は自社キッチンでという、「安全・安心」という意味で理想的な商品です。とにかく「我が家のワンコには良いものを」とお考えの飼い主さんには最適でしょう。
評価 | ![]() |
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価格・内容量 | 12,960円・6キログラム (アダルトスモールブリード) |
1キログラムあたり価格 | 2,160円~ |
主原料 | 新鮮鶏肉(12 %)、鶏肉ミール(12 %)、七面鳥肉ミール(12 %) |
成分 | 粗タンパク質31.00%・脂質17.00%・粗灰分7.00%・粗繊維5.00%・水分12.00%・オメガ6脂肪酸2.60%・オメガ3脂肪酸1.00%・リン1.10%・カルシウム1.40%・エネルギー約355kcal |
上の表で比較した中で、特筆すべきなのがたんぱく質の含有量が最大であることです。毛並みや健康維持のために必要な必須脂肪酸量も多く、魅力的な一品ではありますが、モグワンやカナガンと比較すると価格が高めです。
どれを買うか迷ったら「モグワン」をおすすめ

上記でおすすめの3品は、成分内容からいって「どれも安心」といえます。とはいえ、価格や購入方法などの面でモグワンには次のようなメリットがあります。
- たんぱく質が豊富、膝周りの筋肉を育て、膝蓋骨脱臼を予防できる可能性が高い
- 必須脂肪酸量が多く含まれているので、毛並みを美しく保てる
- グレインフリーなので、アレルギー体質になる可能性を防げる
- トッピングの工夫がしやすく、ドライフードが苦手なワンコにも与えやすい
- 仔犬/成犬/老犬のいずれにも対応
- 高品質にも関わらず、比較的低価格
- 「自動配送」で、お届け周期や個数を自由にコントロールできる
ワンコにとっての「食事」であるドッグフードは、品質・栄養面・価格面から総合的に選ばなければなりませんが、モグワンはすべての面で理想的です。
中には、「毛艶が良くなった」、「ガツガツと食べてくれる」という口コミもあります。
パピヨンの毛艶や食いつきでストレスを抱えている飼い主さんの救世主になってくれることでしょう。
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さらに、2回目以降も最大20%割引がききますので、ぜひお試しください。
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パピヨンがドッグフードを食べない時はどうする?

パピヨンの飼い主さんが、「食べてくれない」と悩むこともあるでしょう。パピヨンは社交的で、ときに自己主張も強くなる性格を持っています。飼い主さんやお友達ワンコとの遊びに夢中になると、食べることを忘れることも少なくありません。
遊んでいるのではなく、ましてや体調不良で食べないのでなければ、
- 味の好き嫌い
- 食べない時は「おやつ」をもらえるのではという勘違い
などを訴えているのかもしれません。
もし、新しいドッグフードを試したいのに食べてくれないのであれば、これまでのドッグフードに新しいドッグフードを少量混ぜ、少しずつ移行するようにしてみてください。
ワンコは、子どもと同じ。栄養面など知るはずもなく、やはり「自分にとっておいしいもの」を好みます。食べなければ飼い主さんが気を遣って、おいしいおやつをくれる…などと思わせないようにしなければなりません。
ヒトの食べるものを与えない
人間の食べ物は味が濃く、ワンコはそれになびきがちです。ドッグフードを食べないからと、人間の食べ物を混ぜて与える飼い主さんもいますが、それはNGです。
さらにドッグフードを食べなくなる可能性がありますし、味付けが濃い分、不要な塩分摂取から、体調を崩してしまうことも考えられるのです。
どうしても人の食べ物を求めるようなら、味付け前の“食材(犬に害のないもの)”を加熱した状態でほんの少しドッグフードに混ぜてみてください。
ドッグフードを食べない時の効果的なしつけの方法
パピヨンがどうしてもドッグフードを食べない時は、積極的に運動をさせ、「空腹状態」をつくってみましょう。そして、餌を与える時間をしっかりと決めて、「ご飯の時間以外、ドッグフードはもらえない」と意識付けするように心がけてください。
パピヨンは、社交的で甘え上手です。あなたの知らないところで、ご家族のどなたかがおやつや人間の食べ物を与えているかもしれません。イレギュラーなおやつや人の食べ物をシャットアウトして、きちんとしつけをすることをおすすめします。
パピヨンのドッグフードの量はどのくらい?

パッケージをきちんと確認する
まずは、ドッグフードの袋に記載されている適正量を確認します。付属のカップできちんと計量して与えてください。
仔犬の場合、少量しか食べられませんが、成長のために栄養やカロリーが多く求められます。老犬ならば摂取カロリーは少なくて構いませんが、他の栄養素は多めにしなければなりません。商品によって「仔犬用」「老犬(シニア)用」と分けられているのはそのためです。
「パピヨンだからこのくらい」という量のイメージに振り回されず、商品ごとの適切な量を与えてください。もちろん、成長段階や特別な病気を持っている時は別です。かかりつけの獣医に相談をし、必要なものと必要な量を教えてもらいましょう。
体重から必要なカロリー数を割り出す
犬種により多少必要なカロリーは異なりますが、大体の数値は次の計算式で導くことができます。
・(ワンコの体重×30+70)×指数=摂取キロカロリー/1日
ここで「指数」とするのは、そのワンコの状態のことで、年齢や去勢しているかどうかなどです。
- 仔犬(生後4カ月まで)=3.0
- 仔犬(生後4か月~1歳まで)=2.0
- 成犬(1歳~7歳まで)=去勢済み1.6・去勢なし1.8
- 中年・高齢犬(7歳以上)=去勢済み1.2 去勢なし1.4
- 肥満・ダイエット中の場合=去勢済み1.0~1.2、去勢なし1.4
成犬のパピヨンの平均体重は、4~5kgといわれています。
たとえば、「4kgのパピヨン」「5歳」「去勢なし」のときは、
(4kg×30+70)×1.8=342キロカロリー
です。1日に与えるドッグフードの総カロリーは、342キロカロリー必要です。
ここで改めてドッグフードのパッケージを見てください。100g当たりのカロリー数が記載されているはずですので、上の計算式を利用して1日当たりどれくらいのドッグフードを与えればよいのか導き出してください。
例)「4kgのパピヨン」「5歳」「去勢なし」のとき=342キロカロリー
100gあたり350キロカロリーのドッグフードなら、100g弱(約97,7g)程度
となりますね。
パピヨンにドッグフードを与える回数はどれくらい?
パピヨンだけでなく、他の犬種でも1日にドッグフードを与える回数はほぼ変わりません。
1歳までの仔犬期
月齢 | 量 | 回数 |
生後3ヵ月~5ヵ月まで | 約145~165g | 3~4回に分けて |
生後6ヵ月~9ヵ月まで | 約165~180g | 2~3回に分けて |
生後10ヵ月~12ヵ月まで | 約150g~約160g | 2~3回に分けて |
成長期にある仔犬は、カロリーや栄養素を多く必要とします。とはいえ、一度に食べることのできる量は少ないので、その分回数を増やします。
成犬
年齢 | 量 | 回数 |
10歳ぐらいまで | 80g~200g | 2~3回に分けて |
10歳以上 | 80g~150g | 3~4回に分けて |
成犬になり、活動量が増える10歳頃までは、運動量に合わせ必要なドッグフードの量も増えます。しかしながら、完全に室内でしか運動をしないパピヨンと、積極的に外で遊ばせているパピヨンとでは、必要カロリーは異なりますので、「運動量」も目安に加えてください。
10歳を超え、高齢期に入ると自然と運動量も減るはずですので、それに見合った量を与えてください。歯の状態が悪くなってくれば、ドッグフードに水を加え、柔らかくして与えるなどの工夫も必要です。
パピヨンの健康や毛並み、皮膚状態を保つために

家族の一員であるパピヨンには、元気でいてもらいたいのが飼い主さんの願いですよね。
その願いをかなえるためには、
- 高たんぱく/低脂肪
- 必須脂肪酸(オメガ6/3)が豊富
- グレインフリー
のドッグフードが理想です。
この条件を満たすドッグフードはいくつかありますが、特におすすめなのが「モグワン」です。
食いつきや綺麗な毛並みをはじめとした、健康状態の変化を感じることができるはずです。
一度試してみてはいかがでしょうか。
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