あのドッグフードを評価!

グラン・デリドッグフードの評価!品質とコスパはどう?メリット・デメリットは?

グラン・デリドッグフードの評価

この記事のコンセプト

まず初めに、この記事のコンセプトをお伝えしておきます。この記事のコンセプトは以下の3つです。

  • おすすめすることを前提としない
  • デメリットもきちんと考慮する
  • 犬を飼っている筆者が「食べさせたいかどうか」という目線で判断

おすすめすることを前提にしてしまうと、「これはいいですよ!」という内容しか書けなくなってしまいます。そうではなくて、客観的な事実を元に「こんな人に向いている」「こういう部分はあまりメリットないかも」などなど、素直な意見をご紹介したいと思っています

ここで記述したグラン・デリドッグフードの情報は、ホームページやウェブ上の声から拾い上げた、生の情報です。その情報を元におすすめできる人・できない人を判断していますので、ぜひ購入前の参考になさってください。

グラン・デリドッグフードとは?評価は?

グラン・デリドッグフードは2016年に「銀のさら」から「グラン・デリ」と名前を変えて販売されています。ユニ・チャームという大企業が手掛けていること、銀のさら時代からCMで広く名前を知られていることから、知っている人も多いのではないでしょうか。

総合評価
価格・内容量 グラン・デリ カリカリ仕立て成犬用 1,157円・1.8キログラム(楽天内・楽天運営ショップ参照)
コスパ △(1キログラムあたり643円)
使い勝手
ヒューマングレード
人工着色料・人工添加物
グレインフリー

知名度の高さはピカイチですが、残念ながら内容はほめられたものではありません。穀物使用のラインナップ、人工着色料・酸化防止剤使用なので安心して与えられるレベルにも達していないと言ってよいでしょう。できるだけ選ばないほうが良い…という生易しいものではなく、「選んではいけないドッグフード」と言い切ってもよいぐらいです。

では、グラン・デリドッグフードの原材料の品質や内容を確認していきましょう。本当におすすめできないフードなので、利用を考えていた人はしっかり確認してくださいね。

グラン・デリドッグフードの品質は?

第一主原料が穀物なので問題外

グラン・デリ最大のデメリットは、穀物主体の原材料で作られていることです。原材料名のトップにあるのは「穀類(パン粉、小麦粉、トウモロコシ)」の3つ。アレルギーの不安がある小麦・トウモロコシを主体にしているうえに、犬に一番大切な栄養素であるタンパク質が2番目以降に来ています。これでは理想の栄養バランスには程遠いと言わざるを得ません。

穀類(小麦粉、パン粉、トウモロコシ、小麦グルテン)、肉類(チキンミール、チキンエキス、ビーフ、ポークミール、ビーフミール、ササミパウダー)、動物性油脂、豆類(大豆、大豆エキス、大豆タンパク)、野菜類(ビートパルプ、ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)、乾燥小魚、ビール酵母、セルロースパウダー、粉末水あめ、ミネラル類(カルシウム、塩素、銅、ヨウ素、カリウム、ナトリウム、リン、亜鉛)、加工デンプン、調味料、ソルビトール、保存料(ソルビン酸K、ソルビン酸)、グリセリン、プロピレングリコール、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、コリン、パントテン酸)、着色料(二酸化チタン、赤色40号、赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、pH調整剤、リン酸塩、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、アスコルビン酸Na、ハーブエキス)、発色剤(亜硝酸Na)

出典:Amazon

さらに、2番目に「肉類(チキンミール、チキンエキス、鶏ミンチ、ビーフ、ポークミール、ビーフミール、ササミパウダー)」とあります。すべてミンチやミール、エキスやパウダーで構成されていて、生肉を加工した形跡がありません。最近できてきた新しいドッグフードは生肉やヒューマングレードの肉にこだわりがありますが、グラン・デリにはそのようなこだわりが全くないようです。「粗悪」といってもよいレベルの肉を使用している可能性もあります。

「穀物主体」「肉が加工肉のみ」という2つの要素だけで、十分おすすめできないフードと判断できてしまいます。犬の体のことを考えてあるとは思えない原材料です。

人工着色料と保存料に「ソルビン酸K」を使用

グラン・デリには人工着色料と「ソルビン酸K」という保存料が使用されています。具体的に使用されているのは以下の種類です。

  • 着色料(二酸化チタン、赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)
  • 酸化防止剤(エリソルビン酸Na、ミックストコフェロール、ハーブエキス)
  • 保存料(ソルビン酸K)

これらはドッグフードだけでなく、人間の食品に使用されているものも含まれています。体に入れたからといって即座に悪影響が出るものではないものの、人工的なものは避けたほうが良いことは確かです。

最近は自然由来のミックストコフェロールやハーブの抽出エキスだけで保存してあるドッグフードが増えてきましたが、まだ一部でこういった人工的な保存料が使用されています。少しでも危険なもの、悪影響が出るものを避けておきたいなら、与えないほうが良いでしょう。

生肉や新鮮野菜を使用した形跡なし…

最初にお伝えしたように、グラン・デリに使われている肉は「チキンミール」や「チキンエキス」など加工肉が中心です。生肉は使用されておらず、せいぜい「生肉入りの角切りビーフ粒入り」と表記してある程度。新鮮な生肉を丁寧に加工してある最高品質のドッグフードとは大きな差があります。

そして、この傾向は野菜類でもみられます。「野菜類(ビートパルプ、ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)」という表記からは、新鮮な野菜類を加工して作ったのではなく、加工された野菜パウダーを混ぜて作られたことが分かります。

加工物を使用したから危険、というわけではありませんが、品質が良いとはいえません。最低限必要なものだけを集めて作ったフード、といえばイメージしやすいでしょうか。品質に関するこだわりは全く感じられないフードですね。

他のラインナップの内容は…?

「グラン・デリふっくら仕立て 全成長段階用」も見てみると…

グラン・デリにはさまざまなラインナップがありますので、他の代表的なラインアップも調べてみました。調べたのは犬の食いつきが良いといわれる半生タイプの「ふっくら仕立て 全成長段階用」です。このフードは以下の4つが前述の「カリカリ仕立て成犬用」と共通しています。

  • 穀物主体(小麦粉・トウモロコシ・パン粉・小麦グルテン)
  • 肉類は加工肉主体(ビーフミール、チキンエキスなど)
  • 糖類使用(ぶどう糖果糖液糖、ショ糖、粉末水あめ)
  • 人工的な着色料、酸化防止剤使用

見事に悪い部分が共通しています。さらに「ふっくら仕立て」は粗タンパク質が17.6%と低め。全成長期段階用=全ライフステージ用なので子犬にも与えられるタイプとして売られていますが、これではタンパク質が足りないのでは?と感じてしまいます

グラン・デリには他にも「シーズー用」「ミニチュアダックスフンド用」など多数ラインナップがありますが、上記の特徴が共通しています。

グラン・デリドッグフードのデメリットは?

デメリットしかないので購入しないほうが良い!

グラン・デリはデメリットしかないといってよいほど、いいところが見当たりません。唯一、価格が安いところがメリットといえるでしょうか。しかし、与えないほうが良いほどの内容なので価格のメリットはほとんどありません。

ユニ・チャームという大企業が生産していることとCMによる露出が多いことで認知度は高そうですが、「有名だから安全で高品質」とはいかないようですね。ドッグフード専門の会社にはもっとこだわりを持ってフードづくりに取り組んでいるところがたくさんあるので、そちらから選んだほうがよいでしょう。

グラン・デリドッグフードの代金は?

1か月分のドッグフードの代金

ここでは楽天の最安値ショップで販売されていた価格「グラン・デリ カリカリ仕立て成犬用 1,157円・1.8キログラム」を元に算出していきます。

体重3kgの犬の場合

1日の給与量 87g ですから、

87g×30日=2.61kg となり、

1.8kgのグラン・デリドッグフードが2袋弱(1.45袋)必要

1ヵ月のドッグフード代金
グラン・デリドッグフード1袋1,157円×1.45=1,678円

体重5kgの犬の場合

1日の給与量 127g ですから、

127g×30日=3.81kg となり、

1.8kgのグラン・デリドッグフードが2袋強(2.12袋)必要

1ヵ月のドッグフード代金
グラン・デリドッグフード1袋1,157円×2.12=2,453円

体重7kgの犬の場合

1日の給与量 163g ですから、

163g×30日=4.89kg となり、

1.8kgのグラン・デリドッグフードが3袋弱(2.72袋)必要

1ヵ月のドッグフード代金

グラン・デリドッグフード1袋1,157円×2.72=3,147円

※目安給餌量は「避妊・去勢済の成犬のカロリー必要量÷本フードのカロリー×100」で算出

やはり、このドッグフードで褒められるのは価格のみといってよいですね。非常に安価なので価格だけを見ると優秀です。しかし、品質がほめられたものではないので選択肢にいれること自体がおすすめできません。愛犬の健康を保ちたい人は選ばないのがベストといえます。

1㎏1,000円以上であれば、ヒューマングレードとはいかないまでも品質の良いドッグフードを購入できます。安さだけにとらわれずに、安全で品質の良いドッグフードを選んでくださいね。

すべてを考慮してグラン・デリドッグフードを評価すると?

品質も価格も「✖」。他のものを選びましょう

グラン・デリは褒めるところがほとんどないドッグフードでした。価格の安さだけが魅力ですが、この内容ではおすすめできないです。グラン・デリを食べたからといって即座に病気になるわけではありませんが、犬に理想的な栄養バランス、飼い主が安心して与えられるグレードを保っているとは言えません。グラン・デリは選ばずに、他のフードを検討してください。

混ぜ込み用やドッグフード代節約用としても、他のフードのほうが良いです。最近は安価でも動物性タンパク質主体で原材料選びにこだわりがあるフードがたくさんあります。節約したい人も、品質にはこだわりを持って。安心して与えられるレベルのドッグフードから選んでください。

グラン・デリをおすすめできないのはこんな人!

  • 犬を飼っているすべての飼い主様

グラン・デリは残念ながらすべての飼い主さんにおすすめできません。大切なワンコの健康を長く保ちたいなら、最低でも動物性タンパク質主体で危険な酸化防止剤、着色料など余分なものがないドッグフードから選びましょう。

すべての人におすすめできない粗悪なドッグフード

グラン・デリはこんな人におすすめ!

残念ながらおすすめできる人はいません。愛犬の健康を考えるなら、与えないほうがよいです。コストカットしたい人にもおすすめできないほど、内容がよくありませんでした。ドッグフード代が気になる人はもう少しだけ価格を上げて、「安全で納得価格」のドッグフードを選んでください。

ドッグフード代を節約したい場合でも、動物性タンパク質主体のものを選びましょう。穀物を使用してあるタイプでも原材料のトップは「チキン」や「ターキー」など、動物性タンパク質になっていることが最低でもクリアしておきたい条件です。

そして、穀物使用タイプの中でも小麦やトウモロコシを使用していない、グルテンフリータイプのドッグフードを選ぶのも一つの方法です。安すぎるドッグフードは安全性に不安を感じることもありますので、1㎏あたり1,000円以上のドッグフードから選択肢に加えてください。

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