ドッグフードの選び方

ドッグフードのベストな栄養バランスって?良いドッグフードの選び方は?

ドッグフードのベストな栄養バランス

犬の食事の「理想の栄養バランス」

「理想の栄養バランス」という言葉は、人間の食事を考える場でよく耳にする言葉です。脂質やタンパク質、糖質など、それぞれの摂取量が人間の健康に影響しています。

実は、犬にも人間と同じように「理想の栄養バランス」があります。ドッグフードを与えているとあまり意識しない部分ですが、バランスの取れていない食事は犬の体に悪影響ですし、健康状態に大きな影響を与えるのです。

もともと犬は肉食ですから、穀物を主食とする人間とは理想の栄養バランスが異なります。そのため、ドッグフードの栄養バランスは知識がないと良いかどうかを判断できません。月齢や年齢によっても変化しますので、その点を頭において栄養バランスの良いドッグフードを選びましょう。

ここでは、犬の理想的な栄養バランスと、ドッグフードに関する疑問や注意点をご紹介しています。ベストなドッグフード選びのために、ぜひこの知識を役立ててください。

犬に必要な栄養素をしっかり与えるには

犬に必要な栄養素って?

元気な犬

犬に必要な栄養素は、「タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル」の5つです。これに水を加えて6つと表記している場合もあります。実は人間に必要な栄養素とさほど変わりはありません。ドッグフードにもこれらの栄養素が含まれています。

では、人間と何が違うのかというと、これら栄養素の比率、つまり「バランス」です。犬は肉食なのでタンパク質が最も重要で、たくさん摂るべき栄養素と考えられています。栄養バランスの良いドッグフードの多くは、タンパク質が20%以上含まれています。筋肉の維持、健康的な皮膚・毛並みの維持にはタンパク質が欠かせない栄養素ということですね。

これらの栄養が犬にとって理想のバランスで含まれたドッグフードを選ぶ。それがベストなドッグフード選びといえます。

栄養バランスの良い食事は「総合栄養食」

では、栄養バランスが良いドッグフードを選ぶために最も大切なことは何なのでしょうか。それは、「総合栄養食」を基本のドッグフードにすることです。総合栄養食とは、犬の基本的な食事として認められているドッグフードのこと。水とそのドッグフードだけを与えて入れば、栄養不足になることはない、と認定されたドッグフードのことを言います。

総合栄養食

犬や猫が必要とする栄養基準を満たした、「毎日の主要な食事」として与えるためのフードです。新鮮な水と一緒に与えるだけで、それぞれの成長段階における健康を維持することができるように、理想的な栄養素がバランスよく調製されています。(中略)

「総合栄養食」は次のように表示されています。

「この商品は、ペットフード公正取引協議会の定める分析試験の結果、総合栄養食の基準を満たすことが証明されています。」または「この商品は、ペットフード公正取引協議会の定める給与試験の結果、総合栄養食であることが証明されています。」

参照:ペットフード公正取引協議会

「ドッグフードに種類があるの?」と思った人も多いのではないでしょうか。実はドッグフードには総合栄養食の他に「栄養補完食」「間食」など複数の種類があり、それぞれ与える目的は違っています。基本的な食事としてバランスが取れているもの、それが総合栄養食なのです。

ここが押さえられていれば、栄養バランスが大きく崩れるようなことはなくなります。動物性タンパク質が多く含まれ、毎日の食事として最適なものですから、基本的にそのほかのドッグフードは必要ありません。ドッグフードによって原材料や含まれている添加物がちがうので、その点だけ注意しながら、飼い犬が好きな風味のもの、食いつきが良いものを選ぶと良いでしょう。

ドライタイプのドッグフードは総合栄養食が多く、保存もしやすいので毎日のドッグフードに向いていると言えます。ドライタイプを好まないワンコも多いためそこは悩みどころですが、食いつきが良いものが見つかれば、最も簡単に与えられるフードです。

ウェットタイプはおかず用が多く、それだけでは栄養が足りないことが多いので要注意です。セミモイストやソフトタイプは、「総合栄養食」と「間食」がありますので、しっかりチェックしてから購入してください。

ドッグフードの栄養バランスチェック方法

ドッグフードの栄養バランスチェック方法

総合栄養食は毎日のドッグフードに最適、と前述しました。しかし、ドッグフードによって栄養バランスは少しずつ違っています。犬に適したバランスでありつつ、それぞれのドッグフードで特徴があるのです。

基本的に子犬なら「子犬・成長期用」、成犬なら「成犬用」、と書かれたものを選んでいれば問題はありませんが、気になる人はドッグフードのパッケージに記載された「成分表」をチェックしてみましょう。成分表に表示する項目は、以下のように決められています。

成分の表示は重量百分比とし、次のとおり記載するものとする。

たんぱく質・・・ %以上

脂質・・・・・・ %以上

粗繊維・・・・・ %以下

灰分・・・・・・ %以下

水分・・・・・・ %以下

上記成分の分析方法は、農林水産省消費・安全局長の定める飼料分析基準又はこれに準ずる国際的検査基準による。ただし、脂質については、酸分解処理が必要なペットフードではこれらの基準の酸分解抽出法による。なお、「たんぱく質」は「粗たん白質」、「脂質」は「粗脂肪」、「灰分」は「粗灰分」とそれぞれ記載できるものとする。

参照:ペットフードの表示に関する公正競争規約施行規則

成分表はすべてのドッグフードで同じ項目が表記されているので、栄養バランスのチェックにとても役立ちます。比較検討したい場合はこの成分表と原材料を合わせて比べてみてください。安全性と栄養バランスが両方チェックでき、非常に便利です。

特に「全ライフステージ用」を購入する場合は、成分表をしっかり確認しておきましょう。子犬から老犬までOKなのが全ライフステージ用のメリットですが、子犬に与える場合は、タンパク質の含有量は少し多めが理想です。子犬用は最低22%以上と定められていますので、それ以上含まれるものを選ぶとよいでしょう。

栄養に関する疑問点を解消しよう!

ドライフードにトッピングは必要?

「毎日乾いたドライタイプのフードだけでは、味気なさそう…」そう感じる人もいるでしょう。人間が食べるものと比べるとドライフードは味気なさそうですし、栄養が足りないように見える人もいるはずです。

しかし、総合栄養食は必要な栄養が程よく含まれているので、その他のものは特に必要ありません。どうしても気になるなら、トッピング用のフードやゆでたささ身、ゆでた野菜、犬用の鹿肉や馬肉などをトッピングにしても良いでしょう。

食いつきが悪い場合は、トッピングがとても効果的です。量が多くなりすぎないように調整しつつ、ワンコが喜んで食べられるようにまぜてあげてください。

手作り食は栄養バランスが悪いの?

手作り食を食べるミニチュアダックス

犬には手作り食をあげたい、という人もたくさんいます。最近はインターネットでいろいろなレシピを見ることができるので、昔より手作り食を与えやすい環境になりました。タンパク質や脂質のバランスを考えてあれば、手作り食でも構いません。

ただ、総合栄養食のドッグフードと比べれば、どうしても栄養バランスは劣ってしまいます。ドッグフードの優れた栄養バランスを手作りで再現するのは非常に難しいことです。栄養バランスだけ考えるなら、手作り食よりもドッグフードのほうが向いていると言えます。

また、毎日手作りにすると飼い主の負担も相当なものになってしまいます。手作り食を与える場合は誕生日や記念日など特別な日に限定するか、ドライフードに混ぜるトッピング用として作るのがおすすめです。

ウェットフードとドライフード、どっちがいい?

ウェットタイプのドッグフードは水分が多く食いつきが良いので、飼い主が与えやすいのがメリットです。ただ、ウェットタイプのほとんどは栄養補完食やおかず用で、総合栄養食はほとんどありません。あくまでもドライフードの補完として与えるものと考えておきましょう。

与える場合は、前述した手作り食と同じようにトッピングとして与えてください。ウェットタイプを混ぜた分だけドライフードを少なくするなど、全体のカロリーを考えて調整しておけば問題はありません。食いつきが非常に良いので、与えすぎないように注意してください。

犬の栄養バランスで注意するべきこと

ドライフードを食べてくれない時は?

ドッグフードをより好みして、ドライフードをほとんど食べないワンコもたくさんいます。フードを変えても食べないこともあり、飼い主にとって非常に頭の痛い問題です。せっかく栄養バランスを考えて選んだフードでも、食べてくれなかったらストレスがたまってしまうでしょう。

そんな時は、前述したようなトッピングを有効活用してください。頻繁にフードを変えるよりも、一定のものを与えたほうが飼い主に負担がかかりません。与える時はしっかりとドライフードと混ぜて、トッピングだけを食べないように気を付けてください。

トッピングだけを食べてしまう場合は、ドライフードを少しふやかして混ぜてみましょう。トッピングと良く混ざるようになり、偏った食べ方を防げます。

おやつはコミュニケーションツールとして

柴犬をしつける

総合栄養食だけを与えれば栄養バランスは保てますが、おやつをあげたい人も多いでしょう。おやつは飼い主とのコミュニケーションツールとして有効に使えますので、適度に与えてあげてください。

ジャーキーやクッキー、歯みがきガム、ボーロなど、数種類をそろえておくと犬の違った表情が見られて楽しく与えることができます。一度にたくさん与えなければ、1日数回あげても問題はありません。

しつけに使う場合は、粒が小さいもの、ちぎって与えられるものをそろえておくと便利です。何かができるたびに「良くできたね」とほめながら与えてください。

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