ドッグフードの選び方

「BHA・BHT」ってなんだ?!危険な酸化防止剤の正体は?

「BHA・BHT」ってなんだ

「BHA・BHTは危険」ってホント?

「BHA・BHTは危険だから避けましょう」そんな文章をドッグフード解説サイトで見たことがあるのではないでしょうか。BHA・BHTとは酸化防止剤(抗酸化剤)として利用されている添加物のこと。人間の食べ物にも関係しているので、名前を知っている人がいるかもしれません。

しかし、BHA・BHTとはいったい何なのか、そしてなぜ危険といわれるようになったのか?そのあたりをしっかり認識できている人は少ないはずです。そして危険性が指摘されているのになぜドッグフードに使われているのか。いろいろと謎が多いものでもあります。

そこで、ここではBHA・BHTの正体とドッグフードに使われている理由、そしてそれらが含まれているドッグフード銘柄まで、しっかり解説していきます。そのほかにも危険性が指摘されているエトキシキンについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

「BHA・BHT」とは何か?

BHA・BHTの正体と「危険」と呼ばれる理由

BHA・BHTは、1940年ごろ石油・ガソリンの酸化防止剤、抗酸化剤として利用されるようになり、1954年に食品用の添加物として認可されました。しかし、その後の実験で発がん性が指摘されたため、人間の食品には限定的な使用になりました

エトキシキンも同じように発がん性やその他健康障害の可能性が指摘された添加物です。ただし、エトキシキンは人間用としても認可されておらず、除草剤や駆除剤にだけ使用されています。人間の食べ物に関してはBHA・BHTが限定的に使用されているだけです。

人間はNG、ドッグフードはグレーのワケ

人間の食べ物にはかなり厳しい基準で添加物が決められていますが、ドッグフードに関しては少し違っています。BHA・BHT・BHA・エトキシキンはともに「定める量以下」で使用が許可されており、150μg/g(犬用はエトキシキン7μg以下)と定められていています。人間に許可していないエトキシキンが許可されているのは大きな懸念点です。つまり、ドッグフードは人間よりも基準が低いといわざるを得ないのです。

参考:ペットフード安全法 基準規格等

このサイト内でレビューしているドッグフードにはさすがにエトキシキン使用のものはありませんが、BHA・BHT使用のフードはあります。最近はネットで情報収集する人が増えたためか、これらの酸化防止剤を使用したドッグフードはかなり少なくなりました。しかし、知識がない人はうっかり選んでしまう可能性も十分あり、注意が必要なことに変わりはありません。

BHA・BHTに関する正しい認識は?

これらの事実から考えると、BHA・BHT・エトキシキンは安全面がグレーであり、避けたほうが良いものです。発がん性が指摘されたものはワンコにも心配であることは変わりありません。そのため、この3要素すべて不使用のドッグフードを選ぶのがベストといえるでしょう。

人間用にも限定的(油脂やバター、ガム、冷凍食品など)に使われていますが、それらを購入しない人もいるぐらいですから、不安の度合いがよく分かります。食べ物に関しては「グレーな場合は排除する」ことを前提にしておくのがおすすめです。

次章からはBHA・BHTを含まないドッグフードを選ぶときのポイントをお伝えしていきます。意外なところに潜んでいるので要注意!ドッグフードを選ぶ前に必ず確認してください。

BHA・BHTを避けるために大切なことは?

BHA・BHTが含まれているドッグフードとその特徴

このサイトではさまざまなドッグフードをレビューしています。その中でBHA・BHTが含まれていたのは以下のドッグフードです。

🔽アイムスドッグフード(BHA・BHTを使用)

アイムスドッグフード
アイムスの評価!品質とコスパはどう?メリット・デメリットは?テレビCMで見かけた人も多いであろう、ドッグフード「アイムス」。その内容は本当に安全なものなのでしょうか。原材料の品質や添加物の種類、価格とのバランスなどを徹底解剖しています。有名だからといって飛びついてはダメ。まずは安心して与えられるかどうかを確かめてから検討してください。...

🔽ペディグリードッグフード(BHA・BHTを使用)

ペディグリードッグフードの評価
ペディグリーの評価!品質とコスパはどう?メリット・デメリットは?印象的なCMでだれもが知っているドッグフード「ペディグリー」を大解剖しました!ばつぐんの知名度とは裏腹に、原材料の内容は決して良くはありません。価格が異常に安いのは原材料にこだわりがないせいでしょう。詳しく解説していますので、ペディグリーを検討している人はぜひ確かめてください。...

🔽ロイヤルカナン(BHAを使用)

ロイヤルカナンドッグフードの評価
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この3銘柄に共通しているのは、どれも広告やCMの効果で広く知られていること。そして酸化防止剤以外の要素も全くダメなドッグフードであることです。

当サイト「DOGGY.」内の評価も★1つの最低評価で価格が異常に安いのも特徴的でした。3銘柄とも穀物主体だったり動物性タンパク質の種類が不明だったり、全くおすすめできないドッグフードの代表格です。BHA・BHTは安価という情報もあるため、安いドッグフードに多くみられるのかもしれません。

これはつまり、BHA・BHTを使用しているドッグフードは犬に対する配慮がなく、安価で質の低いドッグフードであることを証明しています。購入するときは必ずBHA・BHTの使用を確かめ、それ以外の要素も正しい知識でチェックしていきましょう。

酸化防止剤は使っちゃダメなもの?

ここまで読むと酸化防止剤=危険なものというイメージが付いたかもしれません。しかし、どんな食品にも酸化防止剤や抗酸化剤は含まれていますし、体に悪いものだけではありません。人間の食べ物でもドッグフードでも、酸化しない処置は必要なものです。

ドッグフードの場合は自然由来の酸化防止剤を使用したものを選ぶとよいでしょう。「ミックストコフェロール」やハーブ類、ビタミンEが今の主流といってよいでしょう。これらはワンコの体にも悪影響がないといわれている成分ですので、安心して与えてください。

BHA・BHT入りのドッグフードを選ばないために大切なこと

危険なBHA・BHTが使用されたドッグフードを選ばないためには、とにかく知名度の高さに騙されないことが大切です。このサイトでも、43種類のドッグフードをレビューしてきましたが、BHA・BHTが使用されているのはそろって知名度の高いドッグフードばかり。ブランドや銘柄は安心感につながる要素ですが、ドッグフードに関してはそうではないと感じました

また、病院やペットショップですすめられたからといって、鵜吞みにしないように注意しましょう。利益率が高いものを選んでいる可能性があるため、ベストチョイスとは限りません。上記で上げたロイヤルカナンは病院ですすめられているというレビューがあるので特に注意が必要なドッグフードです。人の勧めでも必ずチェックすることが大切ですね。

「有名=必ず悪い」というわけではないものの、このサイトで検証したものは知名度の高さと質の高さが反比例したものが多いです。ぜひ当サイト内のレビューを見て参考にしてください。

BHA・BHTに関することをまとめると?

この記事のまとめ
  • BHA・BHTは発がん性が指摘されている酸化防止剤
  • 一定の範囲内で使用が認められているが望ましくない
  • 安全性がグレーなものは避けておくのが一番確実
  • おすすめされるままに選ばない! 自分の目で確かめる
  • 知名度の高さに惑わされず、必ず原材料をすみずみまでチェックすること

ドッグフードも人間の食べ物と同じように、酸化防止剤は必ず使われています。大切なのは使用されている酸化防止剤の種類をしっかり見極めること。最近は飼い主の意向を汲み、天然ハーブ由来のものを使用するフードが増えてきました。飼い主に知識さえあれば避けられるので、原材料をしっかりチェックしてドッグフードを選びましょう。すすめられたから、ペットショップあったから、有名だから…という理由で選ばないことが大切です。

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