ドッグフードの選び方

無添加ドッグフードってホントに安全?ドッグフードを選ぶときのポイントは?

無添加ドッグフードってホントに安全

間違ってはいけない「無添加」という言葉

「無添加」という表記を見ると「安全なもの」というイメージが頭に浮かぶと思います。これはドッグフードだけなく、人間の食品や化粧品などでも同じです。ピュアな材料を使用した、無害なものというイメージを強く印象付けるワードです。

最近は無添加の表示があるドッグフードもあり、健康意識の高さを感じさせます。無添加ドッグフードを求める人が増えた証拠でもありますが、この「無添加」という言葉の意味を正しく認識できている人は少ないかもしれません。

実は「無添加」という表示は特に規定がないので、製造者の任意で表記できてしまいます。原材料を合わせただけで作った安全でピュアなもの、というイメージは決して正しいとは言えないのです。

では、無添加ドッグフードは安全じゃないのかというと、そんなことはありません。まずは無添加の正しい意味を知って、理想のドッグフードを探していきましょう。

「無添加」ってどういうこと?

無添加とは

まず、無添加の正しい意味や定義を知っておきましょう。厚生労働省では、無添加について以下のように言及しています。

「無添加」である旨の表示については、製造業者等の任意の表示ではありますが、消費者が誤認を生ずることのない表示が求められています。

参照:厚生労働省 食品安全モニターからの報告(18年1月分)について

つまり、無添加=添加物ゼロとは限らず、製造業者によって自由に表記できるということです。例えば、着色料は使っていないけど防腐剤を使用している場合でも「無添加」あるいは「着色料無添加」と表記できます。

そして、多くの加工食品やドッグフードは保存が前提であり、一定期間保存するための保存料は必ず含まれています。原材料だけで食品を作るのはほぼ不可能といっても過言ではありません。ドッグフードもその点を踏まえて選んでいきましょう。

安全なドッグフードを選ぶときのポイント

「無添加」をやたら押していないこと

ドッグフードを食べるブルドッグ

添加物の中には人工的なものもありますし、長期間の蓄積でどんな症状が出るのか分かりません。ドッグフードは人間の食べ物に比べると規制も厳しくないので、人間ではNGの酸化防止剤もドッグフードで使用可能だったりします。少しでも無添加に近いものを、という飼い主の気持ちは当然といえます。

では、安全性を重視した場合、どんなドッグフードを選べばよいのでしょうか。それは、無添加であることをやたら押さず、使用している添加物をユーザーにきちんと伝えているドッグフードです。

パッケージに「無添加!」「着色料不使用!」などと書いてあっても、一定期間保存するための保存料はどのドッグフードでも必ず使用されています。保存料も添加物の一部ですから、完全に添加物ゼロではありません。無添加という言葉でなにも混ざっていないように見せているものより、使用している添加物の内容をしっかり説明してあるほうが安心できるといってよいでしょう。

最近は通販の販売ページでしっかりと説明してあるドッグフードが増えてきました。中には「人工的なものは使用せず、自然由来の保存料を使用しています」と表記したドッグフードもあり、以前より飼い主が納得して購入しやすい環境になってきています。

ぜひ、販売ページやドッグフードメーカーのホームページを見て、添加物に対する表記を探してください。安全性に対する姿勢は、ネット上にあるページからもしっかり伝わってきます。

危険な添加物が入っていないこと

当たり前のようですが、危険な添加物を使用してあるものは除外しましょう。酸化防止剤として利用されることのある「BHA」「BHT」「エトキシキン」は、安全な添加物とは言えません。特にBHAは人間の食品もNGの酸化防止剤です。犬の体にも良いとは考えづらいので、原材料にこの表記があるかどうか、必ずチェックしてください。

これらの添加物のほか、着色料や人工調味料も避けたほうが無難です。「赤色〇号」「青色〇号」といった表記は人工着色料ですので、避けておきましょう。着色料はドライフードのほかにもセミモイストで使用される可能性があります。色鮮やかなセミモイストタイプは注意が必要です。

原材料や栄養価にも気を配ってあること

タンパク質

添加物はもちろん、原材料や栄養バランスにも気を配ってあれば、より安心度が高まります。質の高いドッグフードはヒューマングレードの原材料を使ってあり、全体の栄養バランスについても配慮されているものが多いです

栄養面についても販売ページで確認できたほうが安心できると思います。通販で購入する際は、原材料や成分表はもちろん、栄養バランスや保存料以外の添加物について説明されているものをぜひ探してください。安全で質の高いドッグフードは価格が多少高くはなりますが、文句なしの品質です。

ドッグフードを検討する時の注意点

価格は続けやすいものを選ぼう

前述したようなヒューマングレードの材料を使ったドッグフードは、総じて価格が高めです。ワンコの大きさや月齢によりますが、1か月5000円以内で収めたいならヒューマングレード以外のものを検討してもかまいません。その場合は、原材料名の最初に書いてある材料が肉(チキンやターキー)のドッグフードを選んでください。

品質も大切ですが価格が高すぎると続かなくなります。ドッグフードを頻繁に変えるのは犬にとってストレスなので、できるだけ同じものを与えられるよう、続けられる価格のものを選ぶことも大切です。

手作り食だけにするのは大変!

手作りドッグフード

栄養バランスや安全性を重視する人は手作りで毎日与える人もいます。料理が好きで続けられる場合は良いのですが、カロリー計算や原材料の確保が必要なので、毎食手作りするのはけっこう大変です。できればドライフード+手作り食で調整しましょう

手作りの食事は犬が好きなものを混ぜることができ、食いつき改善につながるというメリットもあります。総合栄養食のドライフードと合わせると栄養バランスも良いですし、手間が省けて一石二鳥です。安全性も重要なポイントですが、毎日続けられる方法で与えるのも大切なことです。飼い主のストレスがたまらないよう、ドライフードと手作り食を上手に活用してください。

飼い犬に合っているかどうか

ドッグフードには子犬用・成犬用・全ライフステージ用など、月齢・年齢に合わせてさまざまなタイプがあります。アレルギー用のものや肥満対策用、去勢用、体重維持用など、体質や体重管理に関するタイプも多数ありますので、これらの中から飼い犬に合わせて選ぶことも大切です。

そして、食いつきの変化を求めるなら粒の大きさや香りにも注意してください。犬は気に入らないもの、食べづらいものを無理して食べることはありません。

ただ、無添加・ヒューマングレード・グレインフリーなど、いろんな条件とワンコの好みをすべてそろえるのはかなりハードルが高いです。何を重要視するかは飼い主次第なので、マストの条件を決めておきましょう。

ドッグフードを選ぶときのポイントまとめ

この記事で抑えたい要素
  • 「無添加」だけを押しすぎていない、丁寧に説明されているものが理想
  • 添加物以外の部分、原材料や栄養バランスもきちんと見ること
  • 飼い犬の体質や特性に合わせて選ぶこと
  • 続けられない価格のものは避けよう

「無添加」は消費者の心をぐっとひきつける、魔法のようなワードです。でも、食べるものには適切な添加物が必要な時もあります。肉や野菜だけでドッグフードは作れませんので、「添加物ゼロ」のイメージだけでフードを見ないように気を付けましょう。

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